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複雑な感情を呼び起こすほろ苦い思い出

今週のお題「ほろ苦い思い出」

今日は今週のお題について、記事を書きます。

今回改めて、
「ほろ苦い思い出」とは何だろう?
と思い、Chat GPTに聞いてみたところ、以下のように教えてくれました。

「ほろ苦い思い出」とは、一般的には良い部分と悪い部分が入り混じった、複雑な感情を伴う過去の出来事や経験を指します。これは通常、ある出来事が同時に喜びと悲しみ、幸せと苦しみをもたらした場合に使用されます。

例えば、恋愛関係での別れや友情の終焉、成功と犠牲、または達成感と同時に失ったものなどが含まれることがあります。ほろ苦い思い出は、過去の出来事から学び取る機会を提供し、人生の成熟や成長に寄与することがあります。感情的な複雑さがある一方で、その出来事が個々の人生に深い意味を与えることもあります。

つまり「ほろ苦い思い出」は

  1. に対してある出来事が発生する。
  2. その出来事には良い思い出と悪い思い出が共存する。

の2点が揃った時、「ほろ苦い思い出」となるようです。

それではほろ苦いの「ほろ」とはなんでしょうか?Chat GPTは以下のように答えてくれました。

「ほろ苦い」の「ほろ」は、程よい苦味や微細な苦味を指します。これは、甘さと苦味がバランスよく混ざり合った味わいを表現します。例えば、ほろ苦いチョコレートやコーヒーは、少し苦味がありつつも全体としては優雅で楽しい味わいを持っています。

感情的な文脈で「ほろ苦い思い出」という表現が使われる場合は、良い思い出と同時に少しの悲しみや辛さも含まれていることを指します。つまり、人生の中での甘い瞬間と同時に、そこには何かしらの難しさや苦しみも結びついているという意味合いが含まれています。

つまり「ほろ」=甘みと苦味がバランスよく混ざりあった味わいということだそうです。

…あれ「ほろ」にも苦味という意味合いがあるのならば、「ほろ苦い」は苦さを強調し過ぎじゃないでしょうか?

そこで、続いてコトバンクで「ほろ」を調べてみました。

ほろ
〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)

① 雉子(きじ)・山鳥・杜鵑(ほととぎす)などの鳴き声を表わす語。
方丈記(1212)「山鳥のほろと鳴くを聞きても」
② 涙を一滴こぼすさまを表わす語。
※米沢本沙石集(1283)一〇本「さめほろと泣き々する」
(精選版 日本国語大辞典コトバンク内検索結果))

なんとなく「ほろ苦い」「ほろ」は、②の「涙を一滴こぼすさま」が当てはまりそうです!

上記をまとめると「ほろ苦い」とは以下のように言えるのではないでしょうか?太字部分が「ほろ」を調べた結果追加した部分です!

  1. 私に対してある出来事が発生する。
  2. その出来事には良い思い出と悪い思い出が共存しており、そのことを思い出すと複雑な感情が湧き上がり、涙がこぼれそうになる。

そう考えると「ほろ苦い思い出」とは良いも悪いも飲み込んだ、そして個人の感情を揺さぶる、奥深い言葉なんですね!