はじめに
皆さんは空港に着いてチェックインや手荷物預けが終わった後に、出国に向けた手続きがどの用に進むかご存知でしょうか?
私の記憶では、手荷物預けが終わった後、保安検査場や出国手続きを通過する必要があり、それぞれで長い列に並んで、パスポートや搭乗券を提示して…
つまり、各場所で提示書類があり、しかも長時間の待ちが発生する、けっこう大変なもの、という記憶を持っていました。
ところが顔認証を使用した技術で、その大変さは完全になくなりました!あれ、もう手続き終わったの?と不安になるぐらいです。
その技術の名前はFace Expressといいます。
今回の記事ではFace Expressについてご紹介しますね!
※記事内で紹介しているFace Expressは2024年4月8日時点の情報に基づいています。
Face Expressは超便利
Face Expressは、顔情報とパスポート情報などを紐付かせ、顔認証のみで各手続きの提示書類をパスするシステムです。
Face Expressを登録した後、出国に向けた手続きは保安検査場前のゲートで再度顔認証を受けるだけ。
保安検査場前のゲートは自動改札のようになっています。必要なことはゲートに置いてある機械の前で、ただ立っているだけ!それだけで顔認証が完了し、ゲートが開きます。
ゲートを抜けて保安検査場もすぎれば、後はラウンジや搭乗口に向かうだけ!
この間、パスポートや搭乗券をどこかに見せる必要すらありません。
「え?もうラウンジ行っていいの?」とゲートを過ぎた後に不安になるぐらいでした。
Face Expressの登録はすごく簡単
Face Expressを利用するには、顔情報、パスポート、搭乗券を登録してそれぞれを紐付ける必要があります。
登録を行う機会は3回あり、どこかのタイミングで登録を行えばFace Expressが利用できます。
登録はすごく簡単!
機械の指示に従って以下を行えばよいだけです。
- 機械による顔写真を撮影してもらう(マスクは外す必要あり)。
- パスポートの顔写真ページを機械に差し込み、読み込ませる。
- 搭乗券のバーコードを機械に読み取らせる。
Face Expressが使える航空会社・空港
Face Expressが使える航空会社はANAとJALです。
導入されている空港は成田空港と羽田空港のみ。
成田空港はどの空港が行き先でもFace Expressを利用できますが、羽田空港ではパリ・台北行きのみFace Expressが利用可能とのことです。
搭乗すらFace Expressに!
更に、成田空港を午前中に出発する便と、メキシコ行きの便では、飛行機の搭乗ゲートすらFace Expressで通過できるとのこと。(私は対象外でしたが)
つまり、1回Face Expressを登録してしまえば、飛行機に乗るまでパスポートも搭乗券も出す必要がないということですよ!すごくないですか!?
終わりに
というわけで、知らぬうちに出国手続きに大革命が起こっていました。Face Expressを皆さんも是非利用してみてください。便利さ具合に驚きますよ!
記事の閲覧ありがとうございました! よろしければ、下にある「ランキングバナー」、「読者になる」、「はてなスター」、「B!ブックマーク」をクリックいただけると幸いです! (スマホの場合、「読者になる」ボタンは上の方に表示されます)
参考サイト
ANAのFace Express紹介ページ(ANA便を使う際のFace Express利用手順が書かれています!)
Face Express(顔認証)による搭乗手続きについて|ANA
成田空港のFace Express紹介ページ(Face Expressについて、わかりやすい動画の説明がついています!)