今週のお題「大発見」
「大発見」というとある本が思い浮かぶ
お題について考えた時、ある1冊の本が思い浮かびました。
その本の名は
学ぶ脳 ぼんやりにこそ意味がある 虫明元(著)
です。
この本は岩波科学ライブラリーの本の一つ。
岩波科学ライブラリーとはサイエンスを広く扱っている新書です。
岩波科学ライブラリーの中で、私が持っている本は、この学ぶ脳だけですが、バックナンバーを見ると他にも興味深い本がズラリと並んでいます。
この本では、発見ではなくひらめきについて話しており、そのため、お題の「大発見」とは少し離れています。
ただ、ひらめいたことが発見になることが多いと思うので、この記事では発見の元になる、ひらめきについて書かれた本の紹介をします。
ぼんやりがひらめきを生む
この本を読んで特に覚えていることは、
人は「ぼんやり」することで「ひらめく」ということです。
※ここで言うぼんやりとは、はっきりしない状態や意識が喪失しかかっている状態を指すのではなく、日常のしがらみから自分を解き放って、それらと距離を置くようなことを指します。
脳は、ぼんやりすることで、内部にある情報や記憶の再編成を行うそうです。
そして再編成の結果、脳内でバラバラになっていた情報や記憶が新たにつながり、ひらめきになるとのこと。
これを読んで思ったことは(本の中に書いてあったかどうか定かではないのですが)、ひらめくには「ぼんやりする」ことと、「情報はたくさん持っておく」ことが、大事なのだなということです。
お風呂に入っていると色々なアイデアが思いつくのも、そこでぼんやりした状態になっているから、ということを発見しました。
終わりに
自分と関係ないからこのことは知らなくていいや…
とは思わずに、いろいろな分野のことを頭に入れておこう!
それがいつかひらめき=発見のもとになるかもしれないから!
そして、なにかひらめきたい時はお風呂に入ろう!
そう思わせてくれた本です。
皆さんもこの本に興味を持たれたら是非読んでみてください!