空と旅と温泉と雑想と

きれいな空や旅や温泉のこと、そして日々思ったことを書いていきます

科学を国際基準に引き上げるのに貢献した物たち

※本ブログはアフィリエイト広告を使用しています。

はじめに

現在お届けしているのは国立科学博物館(カハク)の旅行記
前回の記事で美しい万年時計や発電機に感動した私は更に2階の奥に進みました。
展示のテーマは、変わらず「科学と技術の歩み」です。
そこには先人の努力が垣間見える、数々のものがありました!

記事の前にちょっとだけ宣伝です

以前当ブログで連載していたハワイ旅行記
その一部を纏めて内容を編集し、Noteの有料記事で販売を始めました!(Noteの記事は広告なしです)

現在販売しているのは、
①東京を出発して、ハワイ島に到着するまでの話と、
②ハワイ島に現地参加した話と、
③ディズニーアウラニリゾートに宿泊した話と、
シェラトン・ワイキキに宿泊した話と、
オアフ島をレンタカーで走り、絶景ビーチやスカイラインを観光した話です。
しかも!はてなブログ連載時には掲載を見送った記事も番外編として収録しています!
それぞれ200円と大変お求めやすい価格になっております。
本の画像をクリックすると記事にアクセスできますので、そちらよりお買い求めください!
次回はハワイ島で見た素晴らしい景色の話をする予定です!

長さや重さを国際基準に統一!

東京タワーの高さは333メートル、東京スカイツリーの高さは634メートルですが、これを尺貫法で表すと、東京タワーが約1,100尺、東京スカイツリーが約2,100尺になります。
明治に入り度量衡を国際基準に合わせる必要があった明治政府は、江戸時代の長さ・容積・重さの基準を整備し、メートル法を導入しました。
その際に使用したのが下の各原器です。
例えば、これまでメートル法で生きてきたのに、「近々ヤード・ポンド法に変更します」と言われたら、結構戸惑ってしまうと思います。
カーナビで「100ヤード先を右折です」なんてナビに言われたら、戸惑っちゃいますよね。(ちなみに100ヤードは約91.5メートル)
その様な苦労を先人たちはこれを使って乗り越えてきたのかと思うと、ちょっと感慨深いものを感じます

ああこれは複製なのだけど、どの原器も美しいな…
サビやキズ1つが致命的な誤差に繋がってしまうかもしれないから、
きっと丁重に扱われていたのだろう…

そしてこの先の展示に、こちらも丁重に扱われていたであろう物を見つけました!

歴史を感じる動力源

丁重に扱われていたであろうもの、それがこちらです!

上が幕末から明治初期に活躍した蒸気機関の一部(ボイラー)下が明治20年頃にイギリスから購入した内燃機関です。

蒸気機関は外部で燃料を燃焼させて水を蒸気に変え、その蒸気の圧力でピストンを動かす仕組みです。
一方、内燃機関は燃料をシリンダー内部で直接燃焼させ、その爆発力でピストンを動かします。
蒸気機関は大型で効率が低く、特に初期のものは始動に時間がかかりましたが、内燃機関はコンパクトで効率が高く、自動車や航空機に適しており、現代の交通手段に不可欠な技術になっています。

つまりは蒸気機関の次に活躍するのが内燃機関なのですが、展示されている2つのものからは、それぞれの機関がそれぞれ大切に扱われていたのだろう、という気配を感じました。

なぜって、それぞれがピカピカはしていないものの、
歴史ある光沢を放っているし!

終わりに

長さ、容積、重さを国際基準に到達させた各種原器も、海外で発明された動力を国内に持ってきた各種機関も、国際化に直面した日本が世界から科学を取り入れてゆくための、重要なツールです。
それぞれが科学に果たした役割を考えると、凄いものを感じます。
さて、技術はどんどんと進歩していきます。
次回は映像や計算の機械をご紹介します!

記事の閲覧ありがとうございました!
よろしければ、下にある「旅行ブログ」のバナーや「読者になる」、「はてなスター」、「B!ブックマーク」をクリックいただけると幸いです! (スマホの場合、「読者になる」ボタンは上の方に表示されます)

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村