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はじめに
現在お届けしているのは国立科学博物館(カハク)の旅行記。
今回は前回に引き続き1階の展示の話です。
前回の記事で初めてラトソルを見て感動した私は、引き続き1階の展示の見学を続けます。
そこは1本の木に1つの世界ができていることを実感できる素晴らしい展示でした。
記事の前にちょっとだけ宣伝です
以前当ブログで連載していたハワイ旅行記。
その一部を纏めて内容を編集し、Noteの有料記事で販売を始めました!(Noteの記事は広告なしです)
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②ハワイ島に現地参加した話と、
③ディズニーアウラニリゾートに宿泊した話と、
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⑤オアフ島をレンタカーで走り、絶景ビーチやスカイラインを観光した話です。
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次回はハワイ島で見た素晴らしい景色の話をする予定です!
みんな関わり合って生きている-木編
皆さん、想像してください。
木の幹を見てみると、アリやクモが木の表面を右往左往…
生命の多彩さや、木の懐の広さを感じさせる、生命力に溢れた光景です。
そこで考えるのは、
果たして1本の木にどれだけの生き物が住んでいるのか?
ということです。
カハクは熱帯雨林の木でそのことを調査しました。
高さ約50メートルのマメ科の樹木の樹冠部(樹木上部の枝葉が茂っている部分)に殺虫剤を吹き付けて、落下する昆虫やクモ類を採集したところ、実に1705種、12,382匹の昆虫とクモが採取できたとのこと。(この調査方法を「フォギング」というそうです)
その採取結果の展示が下の画像です。
奥の方に白い三角形がたくさん見えますが、これは昆虫やクモを1匹ずつ標本にしたものです。
この距離だと虫が全く見えませんが、展示に顔を近づけると虫が沢山…
しかし、約12,000匹…
めっちゃ多いな…
12,000匹が全部人だと考えると、座席も立ち客もぎゅうぎゅうの16両新幹線7本分に相当するそうです。
1本の木に新幹線7つ分の昆虫やクモが住んでいる…そう考えるととてもすごいです!
さて、みんな関わり合って生きている展示は次で最後。
次は進化についての展示です。
みんな関わり合って生きている-進化編
さて、これらの展示をご覧ください。
一番上が色々な形をしたマツボックリの展示、左下がテングダケの、右下がモジホコリの展示です。
こんな沢山の種類のマツボックリなどが揃っていてすごい!
…とこの記事を書くまでは思っていました。
もちろんたくさんあるのはすごいことなのですが、最近の記事を書いていて気がついたのは、これらの進化は周りの環境に合わせて形状を変化させたんだよな、つまりはこれもみんな関わり合って生きていることを示すひとつなんだよな、ということです。
この展示が「みんな関わり合って生きている」の展示群の中に入っていたのかは定かではないのですが、私はここでも関わり合いを強く感じました。
終わりに
木に生息する昆虫やクモのことを考えても、環境に合わせるために形状を変化させていることも、みんな関わり合って生きていることを感じさせる展示でした。
自然はみんな関わり合って生きている。
もちろん人間だってその1つであり、そもそも宇宙ができた時から考えても、全てはつながっている…
そう考えると、世界というものがとても面白く感じます。
さて、次回の記事では進化の系統をたどれるこれまた面白い展示を紹介します!
記事の閲覧ありがとうございました!
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