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はじめに
現在お届けしているのは国立科学博物館(カハク)の旅行記。
今回は前回に引き続き1階の展示の話です。
前回の記事で1本の木に12,000匹の昆虫やクモが住んで、まるで一つの世界を構成していることに感動した私は、引き続き引き続き1階の展示の見学を続けます。
そこには進化の幅広さを感じさせる、とても面白い展示がありました!
記事の前にちょっとだけ宣伝です
以前当ブログで連載していたハワイ旅行記。
その一部を纏めて内容を編集し、Noteの有料記事で販売を始めました!(Noteの記事は広告なしです)
現在販売しているのは、
①東京を出発して、ハワイ島に到着するまでの話と、
②ハワイ島に現地参加した話と、
③ディズニーアウラニリゾートに宿泊した話と、
④シェラトン・ワイキキに宿泊した話と、
⑤オアフ島をレンタカーで走り、絶景ビーチやスカイラインを観光した話です。
しかも!はてなブログ連載時には掲載を見送った記事も番外編として収録しています!
それぞれ200円と大変お求めやすい価格になっております。
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次回はハワイ島で見た素晴らしい景色の話をする予定です!
進化の拡がりを実感!系統広場
皆さん、まずはこちらの画像をご覧ください。
とても広い場所なのでまずはパノラマ写真で全体をお見せしましたが、奥の方の壁はこの様になっています。
そう、写真で分かる通り、床には光の筋が広がるように走っていて、光の筋の先にはたくさんの生物の標本が並んでいます。
ちなみに光の筋の上に書いてあるのは「〇〇類→」「〇〇細胞にXXがない→」などの文言です。
ここの展示の名前は「系統広場」。
展示説明によると
細菌からヒトに至るまで、現在の地球上には、知られているだけで160万種もの多種多様な生物が存在する。
こうした生物全体の多様性は、太古の海に誕生した原始生命体の予孫が無数の分岐を繰り返した結果、生まれてきたものである。
すなわち、すべての生物は親蔵関係にあり、それを表したものが系統樹である。
この系統樹を、人が歩いて回れる広さにしたのが系統広場です。
進化の先にはもちろん色々な生命がいる。
だから壁にはたくさんの生物の標本が並んでいたのですね!
それにしてもこの空間はすごいです…
いや、系統樹を紙に書いて、進化の先の生物の写真を載せてしまえば、同じことを表現できるとは思うのですが、それを人間が歩き回れるスケールにしたことや、たくさんの標本を持ってきて展示していることがすごい!
なぜって、そのことで進化の拡がりを実感できるから。
そんな場所は、なかなか他にはないと思います!
進化の拡がりを実感できる系統広場以外にも進化の多様性を感じる場所は沢山あります!
それこそ前回の記事のマツボックリなどもそうですが、こちらの展示は、なかなか日常では見られない進化の多様性を見られる場所です。
牛の消化管の恐るべき長さ!
こちらのお話をするにあたっても、まずは下の動画をご覧ください。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、この動画でお見せしているのは2種類の動物の消化管です。
動画の最初の方に出てくる、上で2回、下で1回折り返している管がライオンの消化管、後半に出てくるぐねぐねと長い消化管がウシの消化管です。
そして、それぞれの管の最初の方に付いている袋が胃袋です。
見てわかるのが牛の消化管の長さと大きさ。
ライオンの管の長さが7メートルほどなのに対して、ウシの管の長さは40メートルほどもあり、胃も4つに分かれているのだそうです。
それだけ長いのは、植物から栄養を抽出するためとのこと。
進化の過程で植物を食べて栄養を得ることを選択した動物と、他の動物を食べて栄養を摂取することを選んだ動物で、同じ役割をする臓器の形状がこんなにも違い、それを比較できるとは。
う〜ん、とても面白い!
良いものを見た〜!
終わりに
系統広場も、ウシの消化管も非常に面白かったです!
見ていてなんだかワクワクしてしまいました。
さて、1階の展示見学もこれにて終了です。
時間は14時を少し過ぎています。
ということは展示時間は残り3時間。
カハクに入場してからは5時間が経過しています。
やばい…絶対、時間が足りない…
見学エリアは、細かい計算を抜きにして単純計算をしても9フロアある(地球館がB3F~3Fの6フロア+日本館が1F~3Fの3フロア)のにもかかわらず、まだ4フロアしか廻っていません。
ただ、お昼抜きでこのまま周り続けるのも体力的に心配…
ということで、ラウンジの軽食コーナーで軽く昼食を済ませることにしました!
次回の記事ではカハクでの昼食についてお伝えします!
記事の閲覧ありがとうございました!
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