空と旅と温泉と雑想と

きれいな空や旅や温泉のこと、そして日々思ったことを書いていきます

進化はミステリアス!

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はじめに

現在お届けしているのは国立科学博物館(カハク)の旅行記
今回は前回に引き続き地下2階の展示の話です。
前回の記事では生物の進化が環境に及ぼした影響の話をしましたが、今回は不思議な進化をした未知の生物の展示についての話をします!

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次回はハワイ島で見た素晴らしい景色の話をする予定です!

謎の這い痕

アメリカ・ウィスコンシン州モスニーにあるクロコウスキー採石場からは、カンブリア紀の生物の不思議な痕跡が多数見つかっている。
これらの跡は、化石に残らなかった未知の生物がたくさんいたことを物語っている。
国立科学博物館 地下2階 ディプリクニテスの展示説明より)

その痕跡の1つが下の這い痕です。


うねうねした岩盤の上に、岩盤の波模様とは明らかに違う線が数本入っているのが見えると思います。
これがカンブリア紀(約5億4千万年前〜約4億8千万年前)の節足動物の這い痕だそうです。
しかし、上の引用文にも書いている通り、この生物の化石は残っておらず、詳細は未知のままとのこと。
ただ、この痕から、カンブリア紀節足動物の一部が干潟に適応していたことはわかるそうです。

自分の足跡が5億年先に残っていて、
自分とは全然違う形をした生物がその足跡を
一所懸命に研究しているってどんな気持ちになるんだろう…?

謎の這い痕は他にもあります!

こちらはアメリカ合衆国やカナダのカンブリア紀後期の地層で見られる生物の這い痕です。
この這い跡を残した生物の化石も未発見とのこと。

先程の這い痕と違って、這った痕の中にもギザギザした痕があって面白い!

這い痕だけですが、そのミステリアスな感じにワクワクします。
そしてこの展示の少し前には、これまたミステリアスな展示が!

謎の生物!?ベンド生物

ベンド紀の化石群のうち、ディッキンソニアやチャルニオディスクスなどは、現在のいかな
る生物とも類縁のない独立の生物群(ベンド生物界)であるという説がある。
この学説によれば、ベンド生物はへん平でほぼ左右対称の形をしており、エアマットのような袋状の構造をさまざまな形に積み重ねたような体をしていたという。
しかし、この説に異論を唱える学者も多く、いまだ多くのなぞに包まれている。
国立科学博物館 地下2階 ベンド生物の展示説明より)

ちなみにベンド紀(エディアカラ紀とも言います)は、約6億3千万年前から約5億4千万年前の間なので、先程の這い痕ができたカンブリア紀の少し前の年代です。

「現在のいかなる生物とも類縁がない」ということは、進化のツリーから外れている生物ということ!?気になる!

その気になるベンド生物の化石がこちら!

あまり生物の姿が目立たないので、真ん中にあるディッキンソニアの化石を拡大してみましょう。(画像の右側に展示説明にあった想像図もつけておきます)

うーん、確かに今の生物のどれとも似つかない気がする…
興味深い…

終わりに

本記事では前半に未知の生物の這い痕を、後半では謎の進化を遂げた生物を紹介しました。
今から5億年も前の話ではありますが、進化は本当にミステリアスで興味深いです。

さて、次回も不思議な生物たちの話をします。
紹介する生物の想像図はまるでSF!

記事の閲覧ありがとうございました!
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